冬の内窓の効果を検証してみた!!

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こんにちは!窓ラボ代表の今古賀です。
毎日寒い日が続きますね!!今日は内窓が冬にどれくらいの効果があるのかを検証してみました!

画像は2月某日の弊社事務所の朝の画像です。建物は築50年のコンクリート造です。
エアコンの暖房運転をしていない状況で、既存外窓と内窓の間の温度は4.5℃、内窓の内側の温度は11.5℃でした!その差6.7℃です!!もちろん4.5℃の部分も室内ですので、内窓を付けていなかったとしたら、想像するだけでゾッとします。
事務所内のエアコン暖房の設定温度は22℃に設定しており、それでもすぐに18℃位まで温まります。その後は静かな弱運転で快適に過ごすことができます。

もし内窓を設置していなかったとしたら、暖房で温めた熱が窓からどんどん逃げていくのが容易に想像できます。省エネの観点からみると恐ろしく非効率であることが分かりますね。

冬の内窓の効果とその魅力

冬の寒さが厳しい季節、快適に過ごすために重要なポイントの一つが室内の温度管理です。そのために、内窓の設置が非常に有効です。今回は、内窓の効果とその魅力についてご紹介します。

1. 断熱効果の向上

内窓の設置による最大のメリットは、断熱効果の向上です。内窓を取り付けることで、既存の窓と内窓の間に空気層が生まれます。この空気層が断熱材の役割を果たし、外からの冷気を遮断し、室内の暖かい空気を逃がさないようにします。その結果、室内の温度を一定に保ちやすくなり、寒さを感じにくくなります。

2. 結露の軽減

冬場は室内外の温度差によって結露が発生しやすくなりますが、内窓を設置することで結露の発生を軽減することができます。結露は窓ガラスの冷たい表面に水蒸気が凝結して水滴となる現象ですが、内窓を設置することで窓ガラスの温度が上昇し、結露が発生しにくくなります。

3. 防音効果の向上

内窓の設置には防音効果も期待できます。内窓が設置されることで二重窓となり、外部からの騒音が減少します。特に交通量の多い道路に面している住宅や、隣家との距離が近い住宅では、防音効果を実感しやすくなります。

4. エネルギー効率の向上

内窓を設置することで暖房効率が向上し、エネルギー消費の削減につながります。室内の暖かい空気が外に逃げにくくなるため、暖房機器の使用頻度を減らすことができ、光熱費の節約にもつながります。

5. 快適な生活環境の実現

内窓を設置することで、室内の温度や湿度の管理がしやすくなり、より快適な生活環境を実現できます。また、結露の軽減によってカビやダニの発生を防ぎ、健康面でもメリットが得られます。

以上、冬の内窓もたくさんの効果とメリットがあります。一度内窓のある暮らしを経験すると、もう元の暮らしには戻れません。既存住宅で内窓のない暮らしは、ストレスだらけの暮らしになることは簡単に想像がつきます。

内窓の設置は、寒い季節に快適に過ごすための重要なポイントの一つです。ぜひ検討してみてくださいね!