糟屋郡粕屋町 戸建てキッチンと和室の窓リノベーション カバー工法で断熱リフォーム

■ご相談のきっかけ:キッチンの寒さ対策
築35年ほどの戸建てにお住まいのお客様より、「冬場のキッチンが特に寒くて、料理の時間がつらい」とのご相談をいただきました。当時の住宅に多い単板ガラスのサッシは断熱性能が低く、冷気が伝わりやすいのが難点です。今回の工事では、カバー工法でのリフォームをご希望いただきました。さらに、同時に和室の掃出し窓も施工し、お住まい全体の快適性を高めたいとのご要望でした。
■施工のポイント:開閉や換気もしやすく
施工では、既存の窓を活かしながら断熱効果を高めることを最優先にしました。内窓はキッチンの作業動線を妨げないように設置し、窓の開閉や換気もしやすいよう工夫しています。さらに、窓枠カラーを白にすることで、単なる断熱リフォームにとどまらず、インテリア面でも印象を改善できました。
また、内窓の設置により結露の発生も抑えられるため、カビや湿気対策にも有効です。毎日立つ場所だからこそ、快適性と衛生面の両方を大切にしています。
■施工後の効果:安全に、快適に
カバー工法により新しい断熱窓を取り付けたことで、冬場の冷気が大幅に軽減され、キッチンに立つ時間が快適になったと実感いただいています。従来のアルミサッシから樹脂製の断熱窓+Low-Eペアガラスにしたことで、断熱性・気密性ともに向上。冷暖房効率も改善し、光熱費の削減にもつながります。
また、既存窓の枠は濃い色味でしたが、新しい窓枠にホワイトを選んでいただいたことで、キッチン全体が明るく清潔感のある雰囲気に仕上がりました。採光量そのものは変わりませんが、色調効果により印象が大きく変わっています。
さらに、和室の掃出し窓も同時に施工したことで、冷気の侵入が抑えられ、和室でのくつろぎ時間もより快適に。特に掃出し窓は面積が大きいため、断熱性能向上の効果を実感しやすい部分です。
■施工内容
| 施工内容 | カバー工法 | 築年数 | 約35年 |
| 工事場所 | 糟屋郡粕屋町 | 工期 | 半日 |
| 費用 | 51万(2ヵ所) | 補助金額 | 17.5万円 |
■担当者からの一言
キッチンや和室といった日常的に長く過ごす空間の快適性は、窓の性能で大きく変わります。今回のようにカバー工法を用いれば、既存枠を壊さずに新しい断熱窓へ交換でき、見た目も自然で違和感なく仕上がります。2000年以前に建てられた住宅では、まだ断熱性能が十分でないサッシが半数以上を占めるため、窓のリノベーションはとても効果的です。これからの季節、寒さや結露でお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。

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